設備紹介
X線骨密度測定装置(GEヘルスケアジャパン社製)
ナローアングルファンビームとスマートスキャン方式を組合わせたDXA法による、筋肉や脂肪などに関係なく骨成分だけを測定する骨密度測定装置です。LYSOシンチレータ検出器の採用による被ばくの軽減、腰椎と大腿骨を一度のポジショニング(位置決め)で測定できることによる時間の短縮で、検査による患者への負担を軽減しています。測定は検査台に仰向けになり、体を動かさず横になるだけです。
PET/CT装置(SIEMENS社製)
PET装置とCT装置を組み合わせたもので、1度の検査でPET画像とCT画像の収集を行います。
ノイズを抑え必要な情報だけを読み取る高画質検出器 “Hi-Rez LSO” を搭載し、“TOF(Time of Flight)”によりぼけが低減したコントラストの高い画像、“Flow Motion”を用い速度可変型連続移動スキャンを可能にし、撮影時間をこれまでの30分から20分に短縮されました(撮影条件により変動あり)。
SPECT/CT装置(SIEMENS社製)
ガンマ線といわれる放射線を出す放射性同位元素(RI)を用いて、体内の放射線の分布などをみる検査をシンチグラムと言います。それを応用したのがSPECTで、検出器を回転させながら撮影を行うので、CTやMRIなどのように体の断面像を得ることができます。CT・MRIは主に形態的な画像が得られますが、SPECT(RI)検査では機能的な画像を得ることを目的としており、”形”ではなく”機能”を画像として視覚化できる優れた検査です。
MRI装置(PHILIPS社製)
呼吸によりぶれやすい部位の撮影において補正を行うことでより動きの少ない画像が提供できます。また、血管を画像化するMRアンギオグラフィーでは、より細かい血管まで描出することが可能です。検査中の負担軽減について、ヘッドフォン装着が従来よりも幅広い検査に対応可能で、検査中のDVDの鑑賞も可能です。