診療科のご案内
そのため「加熱卵黄 → 加熱卵白 → 加熱度の低い卵」の順に少しずつ進める事をお勧めします。
乳製品については、粉ミルクを使用しているお子さんでは摂取可能なことが多いです。生乳やヨーグルトを少量から開始すると進めやすいと思います。大豆は豆腐などから、小麦はうどんから少量ずつ開始してみましょう。
ピーナツやエビなどは、ある程度離乳食が進んでから開始するご家庭が多いようです。ピーナツは誤飲(喉につまらせる)リスクがあるので、粉砕するなどして少量から、エビは桜エビなどを粉砕して少量から、ごはんや粥などに混ぜてトライすると比較的スムーズにすすめられると思います。
どの食物においても、途中でアレルギー症状がみられた場合はすぐに摂取を中止しましょう。軟膏や内服薬(抗ヒスタミン薬)などが事前に処方されている場合は速やかに使用し、症状が増強する場合は医療機関を受診するようにしてください。
呼吸がゼイゼイする、吐き続ける、ぐったりするなどのアナフィラキシー症状(アナフィラキシーコラム参照)が生じた際は、救急車を要請してください。
どの食物においても、頻度は異なりますが、アレルギーが誘発される可能性はあります。
(一部の方では、卵黄や米、野菜などで症状が出る場合もあります。)
そのため、お子さんの体調の良い時に余裕をもって行うことが大切です。
自宅での初回摂取や増量摂取が難しい場合は、医療機関で摂取を行い、症状の有無を確認する場合もあります。
“あまり頑張りすぎず、その時々で利用できるものを活用することも大切です”