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当院について

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クリニック院長挨拶

この度、社会医療法人敬愛会ちばなクリニック院長を拝命しました大城直人と申します。就任にあたりご挨拶申し上げます。

私は、昭和59年に山口大学を卒業後、県立中部病院にて初期研修を終え、当時開院5年目の中頭病院に外科研修医として入職しました。中頭病院設立メンバーである平安山英義先生や武島正則先生、県立中部病院外科から移籍した當山勝徳先生のご指導を受け、中頭病院外科一筋で働き、今日に至っております。

入職当時、中頭病院の病床数は160床、医局員は20名に満たない病院でしたが、地域住民の信頼は厚く、外来はいつも受診患者であふれている状態でした。以後、中頭病院は増床を重ね発展して参りましたが、同時に外来受診患者も増加の一途をたどり、患者アメニティの低下が問題となりました。さらに、国の医療政策は、それぞれの医療機関の役割を明確にし、外来機能の分化が推し進められました。そのような背景から、中頭病院の外来部門を分離する案が浮上し、平成14年11月ちばなクリニックが誕生しました。

ちばなクリニックは今年で15周年になります。開設以来、地域住民の健康の増進と最適な医療・介護の提供をおこなってきました。これからの医療は病院完結型から地域完結型の医療への変化が求められております。医療と介護の連携、さらには住まいや自立した生活支援まで切れ目なくつながる総合的なネットワークが必要になります。こういった時代の要望に応えるべく地域包括支援センター業務を沖縄市より受託しました。これからも地域と医療と介護の連携を強化して参ります。

最後に、昨年10月中頭病院新築移転に伴い、診療科の移転や距離的な問題などから地域住民や受診患者様にはご迷惑をおかけしておりますが、誠心誠意問題解決に努力していきたいと思います。今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

平成29年4月吉日
ちばなクリニック院長 大城 直人